雑草まで食べる山形県民?!😋✨🌿

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※我が家の女王、ミー様。昨日、今日と気が乗らないのか『しもべ』である我々人間はミー様に相手にしてもらえません(笑)(^^;





ところで。
こちらご存知ですよね。↓↓↓

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全国どこにでも生えている雑草
スベリヒユ」です。

これ、食べたことあります?
あるはずない?…ですよね(汗)


私は子供の頃に食べました。


その辺からむしりとってそのままパクパク食べたわけじゃ~ないですよ!

茹でておひたしにして食べるのです。
からしと酢と醤油、で。



あれ、ひきましたね?
正~直、ひきましたよね?!
雑草食べるって…(汗)
ひいた?



今はもうめっきり食べていませんが
祖父と祖母が生きていた頃は
時々、食卓に上っていました。


けっこう美味しいんです
シャキシャキして、特にクセはありません。
強い土の香りはしますが。



過去に”秘密の県民ショー”なるTV番組で
おもしろおかしく取り上げられたりして
何処かで聞いたことある!という方も
いらっしゃらなくもないでしょう…


若かりし頃に故郷である山形を離れ、
東京都内や、他の地方都市で暮らしてみて
わかること、たくさんあります。


なんで雑草食べるかって
当然、物資に恵まれていなかったからですね。
同じ山形でも海沿いに面した地域は
北前船で大阪や京都とつながり
商業も盛んだったようですが

出羽三山奥羽山脈、飯豊連峰と
大きな山々に囲まれ
外との交流がない盆地では
そこで採れる物以外何も手に入らなかった歴史があるのでしょう…私の想像ですが。

夏から秋にかけて採れた
なす、大根、柿
そしてこの雑草、スベリヒユも(山形ではヒョウと呼びます)


とにかくなんでもかんでもみな天日干しにして
冬には煮物にして頂きます。
これらが冬を乗りきる食材になるのでした。


雑草まで干すなんて…😅
現代の、特に都会で生まれ育った方には
考えられないことですよね


私の子供の頃と言っても
そんなに大昔じゃないんですよ!
(まだ割りと若いです私)
私の育った環境が
おじいちゃん、おばあちゃんがいる家だったからこそ
昔の食文化が色濃く残っていたのだと思います。


とにかく、
豊かな土地ではなかったということです。

なんかビンボー自慢みたいで
ちょっと恥ずかしいのですが


でもこの土地で生まれ育った人間の強さを
(自分も含めて😉)
外に出てみてよく理解できているからこそ


こんな風に話せるのかもしれません



どんなことでもチャレンジしたいという
勇気のある方々★
この『ヒョウのおひたし』を
ぜひ召し上がってみて下さい♪

今時期たくさん採れますよ(笑)

ビタミンがどうとか
そう言う成分の事は解りかねますが

ハウスの中でお水だけで育てられた
見かけだけの野菜よりも
『生命力』が強いことは間違いないと思います


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茹でてね~♪