自慢の友人 みっちゃん
お向かいのお家は
私の幼馴染み「みっちゃん」の実家です。
私は8月の頭から帰省中ですが
お盆に入り、みっちゃんも息子を連れて実家に帰って来ています。
↑美人だし最高の笑顔だったので
本当は顔出ししたいくらいなのですが。
私の自慢の友人、みっちゃんです。
みっちゃんと一緒にかき氷を食べに行ってきました!🍧😜😜
彼女の息子そーすけ(小2)にも
一緒に行こうと誘ったのに
「恥ずかしいから俺は行かない!」と
きっぱり断られました(汗)😅
ちっちゃい頃は抱っこしたのになぁ~
もうそんなこと言うようになったかそーすけ。
みっちゃんと私は
お互いオムツでバブバブ👶の頃からの付き合いです。
幼稚園、小学校、中学校まで一緒。
高校は別々になりましたが
なんと偶然にも
同じ大学に進学することになるという、
友人の中でもかなり特別な存在です。
で、
なんでみっちゃんが自慢の友人かと言うと
✨完璧だからです✨
彼女ほど性格の良い女性はいないのです。
こんなに長く付き合っていても、
彼女のことを嫌いだと言った人はひとりもいません。
小さな顔とキレイな歯並びでよく笑い
穏やかな口調で話し
おおらかで無理をしない
昔から男の子にもモテていたけど
女の子にも好かれる
ぶっちぎりとかじゃないけど程々に頭が良く
それでいて美人なのです。
みっちゃんのご主人も
『俺の嫁さんがやっぱ一番でしょ❗』と
みんなに公言するくらい自慢のようでした。
それも無理ない…
だってみっちゃんは
非の打ち所のない女なのですから!
そんな彼女とずーっと一緒にいた私。
まだ幼い頃は辛い思いもしました…
だって私が好きになった男の子は
みっちゃんのことが好き、
なんて事よくあったし
(いくら悲しくても、みっちゃんが相手じゃ仕方ないとしか思えませんでした(涙))
私が彼女と一緒にいたくても
人気者だからみんなにとられちゃうし
思春期の頃は
何でこんな完璧な子がずっと私の隣にいるのか
悩み、自分を呪ったこともありました
でも彼女を憎いと思ったことはないんです
周りにそう思わせない力を持つ女❗
それがみっちゃんなのです☆
ね、すごいでしょ。みっちゃん
こーんなに完璧なのに
お洋服とか持ち物に無頓着だから
おしゃれしない
というか背伸びしなさすぎ
せっかく美人なんだから
少しくらいおしゃれしたら
もっと魅力的になれるのに
いっつもゆるっゆるで
季節感のない服を纏い
一体どこで買ったのその靴は⁉
登山靴なのか?
って感じの出で立ちで
待ち合わせの駅に一時間遅れで到着する…
(さすがに遅いわあんた…💢とは言うけど)
彼女に「ゴメ~ン…」と言われて
本気で怒れる人がいるのかがわからない
抜けまくってて
全っ然、完璧じゃないところがまた…
✨完璧✨
そして最強。
私の家に来てさっそく
「ちょっとお参りさせて~」
と仏壇の前に座る彼女
うちの死んだじーちゃんとばーちゃんに
挨拶してました
完璧なだけじゃなく感心します…
そんな彼女の結婚式では
最初から最後まで涙が止まらなかったなぁ、私。
(ほんとは式に向かう新幹線の中から号泣してたけど)
彼女の職場の上司の方がそんな私を見ていたらしく
『あんなにあなたの為に泣いてくれる友だちがいるなんて、しあわせ者だよ』と
みっちゃんに言ったらしい
彼女の結婚式の時には私はもう既婚者だったので
ブーケトスは不参加で傍観していたのですが
私のところに来てしまったんです、
彼女のブーケ(笑)💐💦
しまった!!😲😲とお互い顔を見合せ、
ま、いっか♪
とふたりで苦笑いした
良き思い出も。
自慢話ってやっぱり興味ないかしら(笑)
以上、友人みっちゃんの大自慢話でした!
雑草まで食べる山形県民?!😋✨🌿
※我が家の女王、ミー様。昨日、今日と気が乗らないのか『しもべ』である我々人間はミー様に相手にしてもらえません(笑)(^^;
ところで。
こちらご存知ですよね。↓↓↓
全国どこにでも生えている雑草
「スベリヒユ」です。
これ、食べたことあります?
あるはずない?…ですよね(汗)
私は子供の頃に食べました。
その辺からむしりとってそのままパクパク食べたわけじゃ~ないですよ!
茹でておひたしにして食べるのです。
からしと酢と醤油、で。
あれ、ひきましたね?
正~直、ひきましたよね?!
雑草食べるって…(汗)
ひいた?
今はもうめっきり食べていませんが
祖父と祖母が生きていた頃は
時々、食卓に上っていました。
けっこう美味しいんです
シャキシャキして、特にクセはありません。
強い土の香りはしますが。
過去に”秘密の県民ショー”なるTV番組で
おもしろおかしく取り上げられたりして
何処かで聞いたことある!という方も
いらっしゃらなくもないでしょう…
若かりし頃に故郷である山形を離れ、
東京都内や、他の地方都市で暮らしてみて
わかること、たくさんあります。
なんで雑草食べるかって
当然、物資に恵まれていなかったからですね。
同じ山形でも海沿いに面した地域は
北前船で大阪や京都とつながり
商業も盛んだったようですが
出羽三山、奥羽山脈、飯豊連峰と
大きな山々に囲まれ
外との交流がない盆地では
そこで採れる物以外何も手に入らなかった歴史があるのでしょう…私の想像ですが。
夏から秋にかけて採れた
なす、大根、柿
そしてこの雑草、スベリヒユも(山形ではヒョウと呼びます)
とにかくなんでもかんでもみな天日干しにして
冬には煮物にして頂きます。
これらが冬を乗りきる食材になるのでした。
雑草まで干すなんて…😅
現代の、特に都会で生まれ育った方には
考えられないことですよね
私の子供の頃と言っても
そんなに大昔じゃないんですよ!
(まだ割りと若いです私)
私の育った環境が
おじいちゃん、おばあちゃんがいる家だったからこそ
昔の食文化が色濃く残っていたのだと思います。
とにかく、
豊かな土地ではなかったということです。
なんかビンボー自慢みたいで
ちょっと恥ずかしいのですが
でもこの土地で生まれ育った人間の強さを
(自分も含めて😉)
外に出てみてよく理解できているからこそ
こんな風に話せるのかもしれません
どんなことでもチャレンジしたいという
勇気のある方々★
この『ヒョウのおひたし』を
ぜひ召し上がってみて下さい♪
今時期たくさん採れますよ(笑)
ビタミンがどうとか
そう言う成分の事は解りかねますが
ハウスの中でお水だけで育てられた
見かけだけの野菜よりも
『生命力』が強いことは間違いないと思います
茹でてね~♪
強者社員は現在?!かぼちゃ君の実績報告🎃
約1ヶ月前にご紹介しました、
父の畑にいる色とりどりの社員たち。
野菜、果物部門で強者No.1のかぼちゃ君は
現在どうなっているでしょう?
果たして活躍しているでしょうか?☺
↓約1ヶ月前の状況
うわ~!😨
またのびてるぅ~
前月比400%というところでしょうか⁉
1ヶ月前は全長約5mだった蔓が
現在20mはあります…😲💦
お隣さんの会社(すもも畑)に、かぼちゃ君の蔓が突入する勢いだったので
社長(父)が蔓の向きを強制的に変更。
それ以外の向きにのびる蔓も
社内(畑内)の他の社員(植物達)を呑み込む寸前だったので
曲げて曲げて
何とか社内にとどまるように
彼の暴走を調整してのばしています😅(汗)
全体を真っ直ぐ伸ばせば
本来、30mは下らないでしょう。
他の社員と遠く引き離し
かぼちゃ君のデスクを畑の端っこに設けたことは正解だったようです…
無駄に広い田舎の土地が成せる技です
では肝心の実績はどうでしょう??
おぉ~。
ちゃんと実が出来ているではないですか!
むやみやたらにデカイだけではなかった(笑)
現時点での実績は
長さ平均30㎝の実が7本です。
けっこう大きいですよね。
もう充分に食べることが出来そうなのですが
この『鷹の爪』という種類のかぼちゃ君、
11月が収穫だそう。
まだ育つんかい❗😱
その頃にはどんな大きな実績を生むのか。
期待しています、かぼちゃ君。
※オマケ。前月末から8月にかけて実績をあげている社員たちです。↓↓↓
オクラさん
トマトちゃん
チームなす★
今年は実の大きさ、質、収穫数、どの面でも好成績。
焼きナスにしてわさびとお醤油で頂くと最高です!ポイントは「わさび」
皆さまもぜひ、
生姜より「わさび」でお試し下さい♪
万灯供養
蝋燭が短くなったら
灯が消える前に
新しい蝋燭に灯をともしそれと交換します
25人のお坊さんが御経を上げている間に
皆で入れ替わり立ち替わり
蝋燭の灯を絶やさぬよう交換し続けました
2018年8月8日 山形県 安国寺にて
パンドラの箱~静寂
10年前はLINEなんてなかったし
私の黒子(Kとする)とは
メールのやりとりもしなかったので
話がある場合は
午前0:00過ぎの電話が待ち合わせだった。
私は
10年前と同じ午前0:00過ぎに
今回はLINEという形で
おそるおそる箱をノックした
本来、
昔好きだった人との思い出は
甘酸っぱい夢のまま、思い出のままにするため
あの時の状態で凍結するのが
私のルールだ
例えば大好きだった人が
とっても家庭的で優しいお父さんになっていても
太って頭が薄くなったおじさんになっていても
仕事でバリバリっの大成功を修めていても
現在のそれは開封せずに
私と一緒にいた時だけをフローズンパックにして
それは私がこの世を去るときに
ひとつずつ丁寧に解凍し
最後にもう1度思いを馳せ
じっくり味わいながら
永遠の眠りにつく…
その時の楽しみの為にフローズンにしていた、
つまり
過去の人とは連絡など取らなかった
現在の彼らを覗き見るなんて
全くのナンセンス❗
だけど
Kの場合は、、、
フローズンにならなかった
凍らなかった
凍らせるつもりがなかった?
Kは過去の人ではないようだ
そもそも彼氏と彼女の関係でもなかったし
友人でもない
友人以上恋人未満でもない
勿論、夫婦でもないし
じゃあなんなの?
もしどういう間柄か聞かれたとして
そもそも自分達も説明できないから
『死ぬまで恋人でいようね』
『なんか、そういう感じだね』
と、お互いに確認しあったことはある
「愛人」とはよくいったものだ
お互い結婚などしていなかったあの頃から
もしかすると「愛人」という呼び方がピッタリだったのか
ただ、世間が思うそれとは
ちょっと違う………
話を戻すと。
いつも待ち合わせしていた時間には
Kはどうやら寝ているようだ
数回にわたるLINEのやりとりの時間帯で
だいたい推測が出来た
Kは早寝早起きになっている
5時起き?くらいか
私は数日かけてゆっくり慎重に
…蓋を開けた
パンドラの箱の。
私「Kちゃん最近どうしてる?」
K 「今んとこいい感じのお父さんやってるよ」
…やっぱり。
やっぱりそうだったんだ…
蓋がカタカタ鳴っている時から少し見えていた
動物的、勘。
なんだか、ちょっと瞳孔が開いたような
一瞬の強い動揺が
あったはあったが…
予想外に平気だった
心の準備が出来ていたのか?
そんなことよりも
もっと知りたい
男の子?女の子?
お名前は?
何歳になったの?
Kは今どんな仕事をしているの?
もう聞きたいことがいっぱいで
だけど気持ちのまま全部聞いたら
彼を驚かせてしまうだろう
出来るだけ質問の数を抑えて
ゆっくり、
箱の中身を引き出した
パンドラの箱
カタカタ鳴っていたのは
災いではなかった
いや違う、私がそれを『災い』としなかった
私の大切なKの分身
3歳半の男の子だ
名前を訊ねていいのかは判断出来ず…
私「見たいな~。早く見せてよ!」
と、写真を送るようにKに促した
私は黒子。
そもそも彼の分身に直接会えるはずがない
だからせめて写真で
会ってみたかった
Kもよく吟味して選んでくれたであろう
1枚の写真が
送られて来た
胸が締め付けられた
可愛かった
いとおしかった
Kにそっくりの
Kの子供
Kとうりふたつ。
まるで小さなKだ
特別に子供が好き、という私ではない
でも甥っ子たちは格別に可愛いし
やっぱり大事な友人の子供たちは
なぜだか無条件に可愛い
親戚中で一番上のお姉さんだった私は
幼い頃から小さい子の面倒を見てきたためか
今でも子供たちによく慕われる
だけど
こんな感情は初めてだった
当たり前だけど
この子は私が産んだんじゃない
Kが選んだ私の知らない女性が
お腹を痛めて産んだ子供
それでも抱きしめたかった
胸の中に手を突っ込んで
心臓を鷲掴みにされたように
苦しかった
人は説明がつかなくなると苦しくなる
どうしてくれるんだ、この感動
可愛くて会いたくてたまらなかった
どうして?
Kが選んだ女性に嫉妬はないのか?
正直、ほんの少しだけ
『私が産みたかったなぁ』
と思った
でも私の目の前には
彼の妻である女性の影はなぜだか見えてこない
見えてくるのはKと
Kそっくりの分身だけ
もし私が嫉妬しているとしたら
私の重要な黒子であるKが
一番大事にしている3歳半の分身
君の誕生により
Kはもう私の重要な黒子はつとめられないじゃないか!
もう~~~!
しかもKがお父さんって
いいなぁ…なんて羨ましい君!
私も分身になりたい!
私も君になりたいよ!
私を外から眺めているもう一人の私が
(こいつ、かなり危ない女だなぁ…)
と言っている
会いたい
会いたいけど
私には会う権利はない
そもそも私はKに会いたいから箱を開けたのではなかったのか?
もう今はすっかり『会いたい』の対象が変わってしまった
私は危険人物じゃないのか?
知らない女性が産んだ子供を
まるで我が子のように愛でて
本当に危ない女だ。
母性の暴発?!
もしかすると
誘拐犯の心理と同じなのか
まさか!?
いや違う。
奪いたい訳ではない。
Kと一緒にいるこの子が
微笑ましく、いとおしいのだ
幸せな気分だった
自然と顔も綻んだ
でもそれでもやっぱり
あなたに子供がいるのは複雑だ、という気持ちも
Kに言ってみた
同じかはわからないけど
実は俺も複雑だ、
可愛がってくれてありがとう
と言われた。
そして、分身の名前を教えてくれた
K「想太くんだよ。よろしくね」
よろしくね、って…
嬉しかった
想太くんと私が会えるとは当然思っていない、お互いに。
でもよろしくねって、言われて
何か認められた気がした
私も認めることが出来たからか
やっぱりKとは
呼吸を合わせる事が出来たのだ
パンドラの箱には
最後に希望が残ると言われているが
私の開けた箱に残っていたのは
希望だったのか
私が想うこれを
希望と呼んでもいいものなのか
この箱を開けて以降、
私の周りは静寂な空気に包まれている
静かな柔らかい風が吹き
私はひとりで立っている
寂しくも辛くもない
ただ静寂の中にいるだけ
心地良いかどうかといえば
心地良い
ずっとこのままでもいい
何度も想太くんの写真を開いては
それを見てひとり微笑む…
いつか
遠いいつか
私が想太くんに会える時が来るだろうか
状況が許せば。
時は来るかもしれないという
最後の希望
パンドラの箱~黒子の存在
パンドラの箱
そんな夫の留守中に…
…開けてしまいました…
続く…